あなたはどのような基準で病院を選んでいますか?
大きい病院だから?近くて通いやすいから?専門医がいるから?
あなたの病院選び、本当に間違っていませんか?
喘息(ぜんそく)の治療には、適切な治療を行っている病院・専門医を選ぶことが大切です。
では、どのような基準で選んだらよいのでしょうか。
こちらでは、喘息(ぜんそく)治療に優れた病院・専門医を選ぶためのポイントについてご説明します。
「喘息(ぜんそく)を治療したいけれど、一体どこの病院を受診すればよいのか分からない……」
多くの患者さんが悩まれるように、病院選びは大変難しいものです。
どの医師でも喘息(ぜんそく)の治療ができるように、「喘息(ぜんそく)治療ガイドライン」が定められていますが、完全に浸透しているとはいえないのが現状です。
運よく呼吸器専門医に巡り会えたとしても、治療方針によっては必ずしも喘息(ぜんそく)が改善するとは限らず、逆に専門医ではなくても、積極的に新しい治療法を取り入れることで喘息(ぜんそく)が改善することもあるのです。
大きい病院だから、呼吸器専門医がいるから、という理由だけでの病院選びは、注意が必要なのです。
まずは、かかりつけの医師、もしくは「呼吸器科」を標榜している最寄りの小~中規模の病院を受診し、診断や治療を受けることをおすすめします。
もし、病状や薬の説明が高圧的であったり、あいまいであったりした場合や、指示を守っているにもかかわらず一向に症状が改善しない場合は、他の病院に変えてみるのもいいでしょう。
病状をしっかり把握し信頼関係もしっかりできているかかりつけ医や、通院しやすい病院で治療できるのも理想的ですが、喘息(ぜんそく)という病気の治療では、症例に詳しく向上心のある、しっかりと患者さんのことを考えてくれる医師を選ぶことが何より大切です。