患者さんにとって
患者さんにとっては病気とのつきあい方を通じて患者さん自身が成長できる、
理想をいえば患者さん自身が最高の主治医になれるクリニックを目指します。
スタッフにとって
スタッフにとっては安心ができ、働き甲斐がある、
どんなに時代が変わっても対応できるクリニックを目指します。
地域の人(社会)にとって
地域の人にとっては当院があるだけで安心してもらえるようなクリニック、
病気になったときに一番に思い出してもらえるクリニックを目指します。
2004年9月、北区に内科医院として開業しました。
開業から診療における姿勢として私が意識していることは、その場にいる患者さんがどんな病気であったとしても、体の不調を感じたときに最初に診察をしているのは自分だと考えることです。
過去、内科医として、重症の病気の患者さんが回復していく経過や、がんをはじめとする病気の終末的な状態を数多く見てきました。
そこで痛感したのが、初期段階での診察の重要性。
どんなに重症で手の施しようのない病気であっても、そこに至るまでには、必ず途中の過程というものがあります。
その病気を早い段階で見つけてあげること(見つけるきっかけをつかむこと)ができるか、悪化を防ぐことができるかは、最初に診察を行った人間に非常に大きくかかっているのです。
社会の中でそういった役割を持っているのは、地域に密着したかかりつけ医(町医者)だと思います。
大学病院などで、難病や珍しい病気の診断を行い、治療法を研究していくといったことも医師としては非常に意義のあることですが、私は、地域にお住まいのみなさまのかかりつけ医としての役割は非常に重要であり、生涯を通して携わっていく価値のあるものだと考え、誇りを持って日々診療にあたっています。
院長 堀江秀治
9月より午後の診療時間を一時間繰り上げて診療いたします
何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます
外来午後診療 開始時間14:00
終了時間18:00 となります。
18:00以降でないと来られないという場合は、『オンライン診療』をご利用いただけます。
ただし、通院中のお薬を続けている方のみとさせていただきます。
まずこのクリニックの名前にもなっている喘息という病気についてお話します。
昭和のころの喘息は治らない病気でした。当時の呼吸器内科の入院患者のかなりの数が喘息だったといわれています。
ところが平成10年頃になって生まれた吸入ステロイド療法によって、喘息で亡くなる方は激減しました。喘息は治療ができる病気になったのです。
私が医師になったのが平成10年ですが当時は地域の一般内科では吸入ステロイド療法が普及しておらず、昭和の治療のままだったので、呼吸器内科の外来は喘息の患者さんであふれかえっていました。苦しくなった時には自宅に酸素ボンベを持ち込んで酸素を吸ってしのぐしかないような生活をしていた方もいらしたのですが、そういった方の生活を激変させていくのを私は目の当たりにしてきました。
こういったことは当時としては仕方のないことだったのですが、患者さんにとっては初めに診てもらう医師の違いでその後の生活がまったく違うものになるといいうことを痛感させられました。
当時から20年以上がたち内科医として外来の診療を続けて改めて気が付いたのは、喘息の治療が一般の人たちに充分普及していないという事実です。治療が生まれてから20年以上もたつのにということです。
そこで私は考えました今より喘息の人にとって見つけやすいクリニックにするにはどうしたらいいか。喘息の人たちが初めにかかる医療機関が自分たちのクリニックになれるようにしようという思いを込めて、「せき・ぜんそくクリニック」という名前に変えて2022.4.11新たにオープンすることにしました。
平成10年 | 日本医大卒、同大第4内科(呼吸器)入局 |
平成12年 | 郡山市坪井病院勤務(がん治療、ホスピスケア等) |
平成14年 | 足立区博慈会記念総合病院勤務(呼吸器、内科全般) |
平成16年9月 | 十条堀江クリニック開院 |
令和2年9月 |
医療法人社団 天使の梯子 十条堀江クリニック設立 |
医院入口
受付
待合室
待合室
電子カルテ
当院は、開院時から電子カルテを導入しています。
カルテや検査の結果は、院内のコンピューターに保存しますので、何年経過した患者さんでも、過去の検査結果などをすぐに確認することができます。
また、待ち時間の短縮にも寄与しています。
心電図
心電図検査も、電子カルテと連動しています。
過去の検査データと、一目で比較することができます。
呼気NO測定器