肺活量を測る(息を吐くスピード)検査で、喘息(ぜんそく)の診断基準の一つにもなります。
特に、タバコで肺の破壊が進行していく、COPD(肺気腫)という病気に有効な検査です。
レントゲンだけでは、判断しにくい肺の病気の重症度や治療効果などを調べることができます。
狭心症や不整脈等は、症状が出ているときに検査をしなければ、異常が発見できません。
動悸・胸痛・息切れ・めまい・短時間の意識消失などの症状が時々起こる方におすすめします。
なお、心電図検査は電子カルテと連動していますので、過去の検査データと一目で比較することができます。
日本の成人男性の喫煙率は、他の先進諸国のおよそ2倍といわれています。
喫煙は、高血圧や心臓病の最たる原因です。
2006年4月から、禁煙治療法が保険適用となりました。
禁煙に非常に有効とされるニコチンパッチ療法を中心に、ニコチンの禁断症状を抑えて、優しく禁煙できるようにすすめています。
⇒ 禁煙治療について詳しくはこちら
piCO Smokerlyzerで計測して、禁煙の進み具合を診断します。
がんは、死にいたるおそろしい病気であるとお考えだと思います。
確かに「がん」は、現在でも診断や治療が困難なものもありますが、早期発見・早期治療により克服が可能となってきました。
がんの早期には、症状はほとんどありませんので、検診で無症状なうちに発見することが重要です。
なお、がんの発症は、40歳以上から徐々に増加します。
当クリニックでは、全身のがん検診として有効なPET検査の受付(検査自体は外部の検査センターで行います)や腫瘍マーカー検査などを行っています。